相棒 ラシーンフォルザ
2011年 04月 04日
この度、長年連れ添ってきた相棒 ラシーンフォルザを手放すことにした。
7月にまた家族が増えるので5人乗りのラシーンでは少し手狭なのだ。
平成10年9月に購入して、かれこれ13年。155,000キロ、公私をともにした。
目に見えない部分がそうとうガタが来ているだろうが、車音痴な私にとっては
特に悪いところは見当たらず、まだまだ現役続行できそうなので乗り換えはずいぶん悩んだ。
許されるなら建物のように増築してでも永く乗りたい!
しかし狭い。
日産が一番輝いていたと思う時代の車。
俺も一番尖っていた時代。
そのフォルム、テラコッタオレンジ色、四駆、クロカンに憧れてずいぶん惚れ込んで買った車だ。
走る車というより移動する空間として気に入っていた。
オレンジ好きにはたまらないオレンジ。
納車の日には嬉しくてなぜか琵琶湖まで走ったりもした。
キビキビ走るし当時は広くも感じた。
視界も前の車に比べて高くなった。
気がついたら琵琶湖だ!おや、道が分からない!まあいい、しばらく乗っていたいので全く苦じゃない。
しかし、13年、155,000キロ。
エンジン音でかい!
今となってはこの辺りではあまり見かけないので貴重なものと可愛がっていた。
家族の間ではラシーンなので『ランちゃん』の名で親しまれていた。
発売当時CMのキャラクターで起用されていたムーミンのフィギュアも乗せている。
それは街で見かけるとすぐに俺と分かる。悪さは出来ない。
確実に俺と分かって手を振ってくれた人たちよ、ありがとう!
今後街で見かけてもそれは俺じゃないよ。
変な車と後ろ指を指した人たちよ、ありがとう!
その変な車は今後この世から1台無くなるかもよ。
でも見られるだけで嬉しかったってさ。
娘よ。
『ランちゃん』のほうがいいってせがまないでおくれ。
次の車ともきっとうまくやっていけるよ。
パパだってつらいさ。
別れのつらさを学んでおくれ。そして強くなれ。
パパともいつか別れのときが来る。
運転席から後部座席の窓を操作して『ランちゃん怒ってるよ!』って
さぞ生きてるように惑わしてゴメンよ。
ありゃパパの仕業だ!
いや、生きてたのかもしれない。『ランちゃん』だって悪さは嫌いなはずだ。
ママ。
次の車、少し大きくなるからって運転を不安に思う必要は無い。
あなたの環境適応性は抜群だ。すぐに慣れるよ。
独身時代、あなたも狙っていた車だそうだね。
その感性、間違いない!一緒になってよかったよ。
てなことを自分にも言い聞かせる。
まじまじと写真を撮ることは無かったけど最後にお気に入りの場所で記念撮影するよ。
春は別れの季節、同時に出会いの季節だ。
桜が咲く頃この写真を撮ったことを思い出すよ。
155,000キロ分のいっぱいの思い出をありがとう!
お別れだ!
一級建築士事務所HAUS
7月にまた家族が増えるので5人乗りのラシーンでは少し手狭なのだ。
平成10年9月に購入して、かれこれ13年。155,000キロ、公私をともにした。
目に見えない部分がそうとうガタが来ているだろうが、車音痴な私にとっては
特に悪いところは見当たらず、まだまだ現役続行できそうなので乗り換えはずいぶん悩んだ。
許されるなら建物のように増築してでも永く乗りたい!
しかし狭い。
日産が一番輝いていたと思う時代の車。
俺も一番尖っていた時代。
そのフォルム、テラコッタオレンジ色、四駆、クロカンに憧れてずいぶん惚れ込んで買った車だ。
走る車というより移動する空間として気に入っていた。
オレンジ好きにはたまらないオレンジ。
納車の日には嬉しくてなぜか琵琶湖まで走ったりもした。
キビキビ走るし当時は広くも感じた。
視界も前の車に比べて高くなった。
気がついたら琵琶湖だ!おや、道が分からない!まあいい、しばらく乗っていたいので全く苦じゃない。
しかし、13年、155,000キロ。
エンジン音でかい!
今となってはこの辺りではあまり見かけないので貴重なものと可愛がっていた。
家族の間ではラシーンなので『ランちゃん』の名で親しまれていた。
発売当時CMのキャラクターで起用されていたムーミンのフィギュアも乗せている。
それは街で見かけるとすぐに俺と分かる。悪さは出来ない。
確実に俺と分かって手を振ってくれた人たちよ、ありがとう!
今後街で見かけてもそれは俺じゃないよ。
変な車と後ろ指を指した人たちよ、ありがとう!
その変な車は今後この世から1台無くなるかもよ。
でも見られるだけで嬉しかったってさ。
娘よ。
『ランちゃん』のほうがいいってせがまないでおくれ。
次の車ともきっとうまくやっていけるよ。
パパだってつらいさ。
別れのつらさを学んでおくれ。そして強くなれ。
パパともいつか別れのときが来る。
運転席から後部座席の窓を操作して『ランちゃん怒ってるよ!』って
さぞ生きてるように惑わしてゴメンよ。
ありゃパパの仕業だ!
いや、生きてたのかもしれない。『ランちゃん』だって悪さは嫌いなはずだ。
ママ。
次の車、少し大きくなるからって運転を不安に思う必要は無い。
あなたの環境適応性は抜群だ。すぐに慣れるよ。
独身時代、あなたも狙っていた車だそうだね。
その感性、間違いない!一緒になってよかったよ。
てなことを自分にも言い聞かせる。
まじまじと写真を撮ることは無かったけど最後にお気に入りの場所で記念撮影するよ。
春は別れの季節、同時に出会いの季節だ。
桜が咲く頃この写真を撮ったことを思い出すよ。
155,000キロ分のいっぱいの思い出をありがとう!
お別れだ!
一級建築士事務所HAUS
by hausuma
| 2011-04-04 19:40
| 私的事