LEDクリア電球 『影美人』について
2015年 02月 17日
階段用の照明として、従来の白熱電球なら60型(57W)の明るさがあれば十分のスペースです。
昨今の省エネ化に伴い白熱電球は衰退の一途をたどっていますが、それに代わる電球型蛍光灯やLEDは消費電力だけでなく形や光り具合も気にしたいところです。
今回、階段用の裸電球という事で電球型蛍光灯は本来の明るさを発揮するまでに時間が掛かること、気に入った形のものがないことから比較対象から外し、この4種類。
左から
●LEDクリア電球『ビートソニック製 影美人』
(消費電力5W、全光束360lm、色温度2900K、価格約3500円)
●白熱電球(白熱電球は写真のシリカタイプとクリアタイプの2種類)『ELFA製』
(消費電力57W、全光束735lm、色温度2700K、価格約150円)
●LEDホワイト電球『IKEA製 LEDARE』
(消費電力10W、全光束600lm、色温度2700K、価格約800円)
今までLED電球と言うとどのメーカーも右のIKEAのLED電球のような見た目でした・・・。
今回の設置場所では見た目の大本命はもちろんクリア電球。
クリア電球の見た目に近いLED電球を模索して見つけたのがこの『影美人』です。
少し肉厚で波打ってるガラスのグローブが魅力的 ♪
ガラスの先端は垂れてきた水滴のように少しだけ尖っています。
根元の銅色の放熱板も良い味出てますが放熱板なので熱くなります!
ソケットへはもうちょっと入り込んで欲しいところですね。
では検討事案のhaus-bentの階段スペースに『影美人』を実際に取り付けてみましょう。
ん~、まあ消費電力5W(ワット)、全光束360lm(ルーメン)、ですからここではやっぱり暗いです・・・。点灯していない姿は良いのですが、やはりLEDの光は攻撃的です。だから影が綺麗に出るってことなんですよね。
続いて『IKEA製 LEDARE』
こちらは白い樹脂製のグローブで600lmですから全体的に明るく目に優しいです。
数値どおり色も電球に近い、・・・けどなんだよ・・・この見た目。
続いて『シリカ電球』
735lmですから『IKEA製 LEDARE』より明るく良い色してます。
やっぱり独特なんですよね白熱球って。
続いて大本命『クリア電球』
『シリカ電球』に比べてクリアですからやや攻撃的で、フィラメントの影が気になりますがやっぱりこれだな。
ってことでhaus-bentでは『クリア電球』を生産がなくなるまで使っていただくことになりました。
57ワットですが階段って付けっ放しにするところでもないので、昼間の姿も重要としました♪
ただLEDクリア電球『影美人』は、まだまだお高いですが他の使用用途でいつか使いたいと思う商品です。
同メーカーではクリアではなく『雪ガラス』って商品名のホワイトグローブもありますし。
ご参考までに。
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